« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

2009年2月21日 (土)

免許制

いつもプラネタリウムの出張上映日誌をご覧いただきありがとうございます。
プラネタリウム出張上映サービスはこちらのサイトで詳しくご案内しています。
http://www.will-system.net/

ここは、とある教習所。ふたりの大人の会話が聞こえます。

「おっ、免許とったんだ。よかったね」
「はい。使うかどうかわかんないけど、早めにとっておいたほうがいいと思って」
「へえ、さすがだね。こっちなんか、急に必要になっちゃってさー。慌ててとったよ」
「でも、間に合ったんですか?」
「うん。合宿だったから早く取れたんだ。なにせ時間がなかったから」
「こっちは教習所通いましたよ。さすがに実地研修は経験がないから難しいですね」
「そうそう。俺なんか、筆記はいいんだけど、実技で2回も落ちたし…」
「あはは。でも間に合ってよかったですね。無免許で捕まるなんてごめんだし」
「まあね。でも、実はいま免停中なんだ。それで今日は補習を受けに来たってわけ」
「え?どうして?」
「ちょっと乱暴に扱ってね、傷つけちゃったの」
「もしかして、全損?」
「いやいや、直ったけど。全損したら免許取り消しでしょ?」
「そっか…」
「でも、細かい違反で点数たまっちゃっててさ。注意義務違反とか。で、累積で免停…」
「気をつけなくちゃー」

「そういえば、キミの知り合いのあの人、限定解除できたの?」
「まだみたい。もう時間ないから、焦ってましたよ」
「最初にラクしようとするからだよ。いずれ限定解除しなきゃいけなくなるのに」

「そういえば、今度オートマ免許っていうのができるそうですね」
「なんか女性には人気らしいよ。わりと楽に取れるし」
「なるほど、最小限の教習でいいから、女性にとっては都合がいいんだ」
「でも、女性の免許取り消しも最近は多いみたい」
「ええ?ちょっと信じられないなあ。おかしいですよね」

「まったく。でもさあ、よく考えてみたら、この免許自体ちょっとおかしくない?」

「そうですね、確かにおかしな時代ですよね。子育てが免許制になるなんて・・・」

もちろん、この会話はすべてフィクションです。今のところは…
将来だって、こんなことになってほしくはないもの。でも、子どもが親の犠牲になる痛ましい事件事故のニュースを見るたびに「育児の資格が問われることになるんじゃないか?」なんて感じることも最近は多いのです。
子育ての環境も、親子の関係も、昔とはずいぶん様変わりしているのでしょう。昔の常識が今通じなくってきているのもまた事実。もしかしたら近い将来、本当にこんな会話が普通に聞こえてくることがあるかもしれません。
悲しいけど、「ありえない」って本当に言い切れますか?

090221

| | コメント (0)

2009年2月11日 (水)

デスクトッププラネタリウム、更新!

いつもプラネタリウムの出張上映日誌をご覧いただきありがとうございます。
プラネタリウム出張上映サービスはこちらのサイトで詳しくご案内しています。
http://www.will-system.net/

以前からシェアウェアとして配布しているデスクトッププラネタリウムソフト「スターライトクロック」をバージョンアップし、紹介ページもリニューアルしました。
http://www.will-system.net/clock.html

スターライトクロックは、いまの時間の星空をパソコン画面に映し出すプラネタリウムソフトです。
針を表示して時計アプリケーションとして使ったり、スクリーンセーバーみたいに星空を移り変わりをボーっと眺めたり(笑)いろんな使い方ができます。今回のバージョンアップは、より高精細に星空を描画させるようにしたこと、そして何より、配布価格を大幅に引き下げたこと(1,050円→600円!)が目玉です。

実はこのソフトの星空描画エンジンは、スターライトドリームのものと同じ。イベントや披露宴などの会場で星空演出に使われているソフトと同じ計算描画プログラムなので、描画される星空は本当にリアル!60,000個以上の星が描く満天の星空と天の川をどうぞお楽しみください。
スターライトクロックの詳しいご紹介やダウンロードはこちらのサイトでどうぞ!
http://www.will-system.net/clock.html

090211

スターライトドリームの描画エンジンは、これからもいろんなソフトに使っていこうと思っています。
制作元は、「星空ソフトウェア工房(Starlight Software Factory)」です!(って、結局ワタシひとり。工房=ウィルですが・・・)
「この星空を組み込んだこんなアプリケーション作って!」というリクエストがあれば、じゃんじゃん言ってくださいね。
もちろん、そんなに難しいことができるわけじゃないんだけど…

| | コメント (0)

2009年2月 9日 (月)

天才は未来を予感するか?(再掲)

いつもプラネタリウムの出張上映日誌をご覧いただきありがとうございます。
プラネタリウム出張上映サービスはこちらのサイトで詳しくご案内しています。
http://www.will-system.net/

昨夜のN響アワーの演目は、組曲「惑星」でした。
なかなか聴き応えありました。特に終曲の「海王星」が。
「無限に広がる大宇宙(宇宙戦艦ヤマトの最初の名セリフね)」にぽつんと一人置かれたような浮遊感というか孤独感というか、ちょっと怖いくらいの静けさ。透き通ったまま消え行く女声スキャット。プラネタリウムで流したら、同じように怖いと感じる人もいるだろうな。

あとこの組曲、冥王星が発見されたあとに「冥王星」という曲を付け足した作曲家がいたらしい。でも、なんだかしっくりこなくてあまり演奏されず。そしたら、やっぱり冥王星は惑星の分類から外されました。偶然だろうけど、なんか不思議な感じがします。

この曲については、ずいぶん前に一度ブログを書きました。一部編集して、再掲しますね。

↓ここから再掲(2006年8月に掲載)

国際天文学連合が、「太陽系の惑星は8個」という案を採択しました。このニュースを知ってまず私が思い出したのは、実はホルストの組曲「惑星」。

最近ではこの組曲の中の「木星」が「ジュピター」として歌われたこともあって、クラシック音楽ファンならずともご存知のかたは多いでしょう。
この組曲、水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の7曲で構成されていて、冥王星はありません。もちろん、この曲が作曲された当時まだ冥王星が発見されていなかったことが理由なのですが、長いこと「1曲欠けた組曲」のイメージだったのが、21世紀になって完全なものとなった、という感じでなんか興味深いです。

アインシュタイン方程式の宇宙項(1)もしかり、マーラー交響曲第8番のテキスト欠落(2)や歌曲「亡き子をしのぶ歌」(3)もしかり、天才と呼ばれた科学者や芸術家というのは、何か未来や真実を予感する能力でもあるのでしょうか?もしかしたら単なる偶然かもしれないけど、それだけではすまない何かを感じていたのではないか?そんな気にもなります。
ちなみに組曲「惑星」の第1曲「火星~戦争の神」の完成直後には第一次世界大戦が勃発し、人々はこの曲の示した不吉な予感の的中にショックを受けたそうです…

(1)アインシュタイン方程式の宇宙項
アインシュタインは、自らが一般相対性理論で打ち立てたアインシュタイン方程式が「宇宙は膨張・収縮する」という結論を出すことに納得がいかず、宇宙が一定不変となるように宇宙項と呼ばれる項を追加して方程式を「改ざん」した。後日アインシュタインはそれを「生涯最大の不覚」と嘆いたが、最近のインフレーション理論(宇宙創生を説明する理論)ではまさにその宇宙項に相当する力が宇宙創世期には働いていたという説が有力。

(2)マーラー交響曲第8番のテキスト欠落
この曲は大部分が独唱や合唱を伴った構成だが、中間部に長大なオーケストラだけの間奏部がある。マーラーはこの部分をもっと短くしようとしたがどうしてもできなかった。後年、曲のテキストにしたラテン語の原典には構文上どうしても必要な文章が欠落していることが判明したが、その部分がまさにマーラーが縮めることのできなかった間奏部に合致していた。

(3)マーラー歌曲「亡き子をしのぶ歌」
マーラーがこのタイトルの歌曲を作曲した4年後、愛娘マリアが4歳で急死。

090209

【CD国内】 ホルスト / 組曲『惑星』 カラヤン&ベルリン・フィル 【CD国内】 ホルスト / 組曲『惑星』 カラヤン&ベルリン・フィル
販売元:HMV Yahoo!店
HMV Yahoo!店で詳細を確認する

| | コメント (0)

2009年2月 3日 (火)

いろいろとお知らせ

いつもプラネタリウムの出張上映日誌をご覧いただきありがとうございます。
プラネタリウム出張上映サービスはこちらのサイトで詳しくご案内しています。
http://www.will-system.net/

しばらく更新が開いてしまいました。今回は、いろいろとお知らせ&宣伝を。

その1:スターライトドリーム:ソフトウェアをバージョンアップ!
ソフトウェアバージョンが2.7から2.8になりました。主な改善点は、
・惑星を投影できるようになった(金星・火星・木星・土星)
・画像の投影がフェードインアウト方式になった
・恒星位置データの構造や計算方法を見直し、よりスムーズな動きになった
などです。

イベント会場の星空演出に、惑星の位置計算や表示まで必要なのかは不明ですが…
一応プラネタリウムソフトですからねえ。惑星、出さないとね。
ただいま、バージョンアップキャンペーン(フリーライセンス割引配布)も行っていますので、ぜひご利用ください!
http://www.will-system.net/starlight/

その2:プラネタリウム出張上映:学習利用料金を設定!

わりとたくさんの自治体や学校、教育委員会などのアクセスがあるのですが、商業施設等のイベントに比べると、いまいち案件がまとまりません。これは、やっぱり費用がネックになっているのかな?と思うので、思い切って学習用途(幼稚園や学校などで、園児や児童の保育、授業の一環としてご利用いただく場合)の割引料金を設定しました。
http://www.will-system.net/planet/charge_study.html

たとえば4mエアドームで80人の子どもたちに見せるために3回上映しても、料金は3万円以下です。(別途機材運送費や移動経費はありますが)少しは利用しやすくなったかな?と思いますがいかがでしょうか。
全国の自治体、教育委員会、学校法人の関係各位、ぜひよろしくお願いします!

ちょっと宣伝ばかりになってしまって恐縮ですが、今回はこれにて。

| | コメント (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »